電子機器のための化学物質放出試験

概要

運転中に温度が高くなると空中に揮発性有機化学物質(VOC)および粒子を放出する可能性がある電子機器の場合、屋内空気質は特別な関心事です。 ULは、プリンター、消費者向け電化製品、ICT機器、および家電など、電子機器の製品放出試験を実施します。 試験はISO/IEC 28360のガイドラインに従います。

定義

国際標準化機構(ISO)および国際電気標準会議(IEC)と共同で開発されたISO/IEC 28360では、ECMA-328およびプリンター放出物測定のためのブルーエンジェルプロトコル(RAL-UZ 171、付録S-M)の試験方法を調和させました。 この方法には、VOC、オゾン、塵埃、および超微粒子の測定方法などが含まれています。

プリンターの放出量データは、RAL-UZ 171およびRAL-UZ 55の物質放出に関するブルーエンジェル基準への適合性を調べるために使用することができます。 ラップトップ、PC、ディスプレイ、およびオールインワンのデータは、日本の電子情報技術産業協会(JEITA)のVOCガイドラインと比較することができます。

また、すべての製品の放出量は、屋内環境における潜在リスクを調べるための屋内曝露濃度のモデル化で使用することもできます。 このデータは、職場曝露要件、California Proposition 65のラベリング要件など、さまざまな規制への適合性を調べるために使用されます。

ULご利用のメリット

電子機器製造者は、放出が少なく、環境に優しい製品を製造するための最初のステップとして、ISO/IEC 28360の方法による試験から開始することができます。 ISO/IEC 28360規格に基づく試験を実施することによって、製造者は次のことを実現することができます。

  • 臭いに対する苦情を最小化し、消費者の受容性を確保する
  • 業界要件との適合性を証明する
  • 製品をより健康的な屋内環境を支持する市場に投入する
  • 結果をユーザへの曝露に関する規制リスク評価の基準試験として使用する
  • GREENGUARDやブルーエンジェルなどのプログラムとの適合性および認証に向けての最初のステップとする

ULは、製品放出試験の信頼できるリソースとして70,000を超える製品の評価を実施し、これらの製品からの放出に基づいて10,000を超える化学物質を分類しました。 当社の最先端技術によって、広範囲の製品から放出される化学物質を非常に高い精度で測定することができます。 ULは、放出試験の国家規格および国際規格、グリーンビルディングコード、および格付システムを熟知しているので、製造者と連携して、効率とコスト効果を最大化する製品放出試験を実施することができます。


成果物


このサービスが適用される製品

プリンター、モニター、PC、TV、DVDプレーヤー/レコーダー、SATレシーバー、オーディオおよびホームシアターシステム、アンプ、レシーバー、ポータブルオーディオ装置、家電、トナーカートリッジ、トナー、ヒーター、消費者向け電化製品、IT機器などの、ICT機器および消費者向け電化製品

該当する規格

UL 110 携帯電話の持続可能性に関する規格

UL 2819:: ULの電子機器の化学物質および粒子放出に関するGREENGUARD認証プログラム

UL 2823 GREENGUARD認証プログラム 動的エンバイロメンタルチャンバーを使用する電子機器からの化学物質および粒子の排出測定および評価方法

UL 2841 タブレット型コンピューターの持続可能性に関する規格

UL 2853: モバイルホットスポットの持続可能性

ECMA-328

ISO/IEC 28360

RAL-UZ 171、付録S-M

California Proposition 65

RAL-UZ 55

JEITA VOCガイドライン

ECMA-328

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